舞面真面とお面の女

野崎まどの2作目

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

【あらすじ】

工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、不思議な面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み…。


暗号の解読系のミステリーかなと思って読んでいたのですが、終盤の今までの設定全部放り投げ感がひどいです。
途中までは面白いです。斬新といえば斬新な謎の解き方でもあります。
水面ちゃんとはその後どうなったのでしょうね。水面ちゃんの必要性も薄い気がします。
いろいろ消化不良です。3冊目の野崎まどに期待して今から読み始めます。