生徒会探偵キリカ3

生徒会探偵キリカ3 (講談社ラノベ文庫)

生徒会探偵キリカ3 (講談社ラノベ文庫)

【あらすじ】

生徒数8000人超の巨大学園を牛耳る生徒会で書記として働き始めた僕。やってきた高校最初の夏休みは遊びやイベントでいっぱい……では全然なく、いつものように生徒会室で変人ぞろいの女たちにいじくられながら、舞い込むトラブルをさばく日々だった。暴走気味の風紀委員長とはカンニング疑惑を巡って真っ向勝負で正義を戦わせ、夏といえばプール! の水泳対決では副会長の美園先輩の腹黒さとナイスバディが炸裂? 《生徒会探偵》キリカも諸般の事情でついに水着に! 色々と真っ盛りのハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第3弾


面白かったです。

カンニングの事件はなんでもなく面白かったけど、プールの事件は結構違和感があった。
福原先生の動機がわからないし、現実の社会の象徴である教師(実際そうではないと思うが、学園の中では唯一の一般社会的な存在でしょう)までが探偵に大きくツッコミを入れないので無理のある物語に思えてしまう。

終盤の終盤話がかなり進んできた感じあって今後が楽しみ。
杉井光作品に珍しいぐらい主人公の欲求がはっきりでてきた感じ。