ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

【あらすじ】

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。


面白かったです。
アームチェアディテクティブもの

これかなり栞子さんの(容姿も含めて)
キャラありきな小説だしドラマ化は無茶じゃなかろうか…

最後の下り、完全に主人公が悪くない?相手に勝手に期待しておいて自分の都合で店を辞めたのだから謝るべきは主人公でしょう。
惚れた方が負けみたいなそういうことだろうか。

田中なんちゃらさんを探すというある意味メインの話がオマケになってしまっているのが残念なのと事件自体と解決に至る経緯も結構お粗末というか無理ある感じしたけど、許容範囲。
日常系のミステリ好きなら読むと良いと思います。