ロールモデル

昔は今よりずっとカッコいい像、正しさみたいなもんが自分の中で明確で、ロールモデルが決まってて、ある意味で強い自分だったのだけど、歳を取って色んなもんに触れたり、自分に甘えたりした結果そういうもんが曖昧になって、どう生きていいのかわからんくなってしまった。人生に対する美学を失ったと言えるのかもしれない。それ以前に美学のための指針を失ったのかもしれない。
音楽を聴いて感化されることがほとんどなくなったし、冷静な視点から良いなあこのアルバムみたいなことしか思えなくなった。
フレイムべインやリビングデッドやジュピターやはたまたユグドラシルもか、それらを聴いて情熱を持って生きてた自分はもういないのかもしれなくて、それが時々とんでもなく悲しくなる。
むしろ今のBUMPの方が僕には響いて、COSMONAUTを大好きだと思う。
大人になって所謂上手く生きられるようになったということなんだろうと思う。落ち着いて、自分のことをちゃんと考えて、周りに馴染んで生きてさえいれば生きていける自分になったのかもしれない。
情熱と現実を両立できるような人間になりたいなと思う。なり方はわからない。

音楽のこと考えててそんなことを思いました。高校生かよ