最近見た映画

ダージリン急行以降4本見たのでまとめて感想を。

週2本映画、1冊小説のノルマを課して生活しているのですが、そのためブログ少し書かないとどんどん溜まっていってしまってなかなか一本ごとに映画の感想を書けない・・・

ミッドナイトインパリ

懐古厨のための物語
1920年代のパリが好きな小説家志望が、深夜だけ1920年代のパリにタイムスリップしちゃう話です。
ウディアレンの映画初めて見たのですがとても面白いですね。ただ、1920年代の文化にそこまで詳しくないので、楽しみ切るには教養が足りないなあと思いました。村上春樹好きとしてはフィッツジェラルドは読んでみたいのですが・・・
とりあえずダリがクソ面白いです。
さらさら見られるので、疲れた日なんかに見ると良いかもしれません。

桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)

桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)

ようやくツタヤで旧作になっていたので観ました。
桐島君が部活をやめるという事件によって揺れ動く高校生のカーストを描いた群像劇です。
面白かったです。高校生の割には、他人に振り回され過ぎな気はするけど。神木君の役の子の将来を見てみたい。
神木君演技上手いなあ。

横道世之介

とても良い映画でした。
高良健吾君の演技がとても上手くて面白さを引き出してると思います。
横道世之介の大学時代をただ描いただけと言えばだけというような映画なのですが、なんとなく心が温かくなるような、ほんの少し寂しくなる様な話です。
電車の事故は、現実にあった事故をベースにしてるそうで、フィクションだし死んだ人は横道世之介ではないけれど、それでも、死者の生と死に意味というか祝福というかを与えたと取ることもできて、個人的にそう思うことで、よりこの物語を好きになれました。原作も読みたいな。
EDの今を生きては2013年個人的ベストトラックだし最高です。

アーティスト

無声映画からトーキーに変わる際の俳優の苦悩的な人生を描いた無声映画です。
ベタと言えばベタな話なのかもしれないし、演出なのかもしれませんが、無声映画を今の時代に作ることも評価するべきだし、ベタだとしてもとても演出も上手くて、誰が見ても面白い映画になってると思います。
タップダンスへの憧れが募る・・・

以上4本でした。
今月はあと2~3本は見たいと考えてます。