やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8巻を読んで

今日発売されました俺ガイル8巻

どれだけ待ち望んだことか。退社後即購入して、帰宅後即読み耽りました。

まだ全てを飲み込み切れてはいないけれど、少なくとも一つ言えることは、この巻神であるということです。

ようやく八幡は少し動き出すし、由比ヶ浜たそ〜が良い子すぎて最早、最もカワイイ女性キャラであることは疑いようもないキリッ
あと川なんとかさんちょろ可愛いし、三浦可愛すぎでは・・・あとはやはちBL展開すぎて・・・

この巻ラストの雪ノ下さんの行動に「自分から歩みよらなきゃ相手は歩み寄ってくれない」という言葉を人間関係の戒めにしてた高校時代を思い出したのだけれど、雪ノ下さんは言葉を尽くさなくても、理念を共有しあえるイデア的人間関係を望んでいるっぽいので、この言葉は不適切なのかな。

もしくは奉仕部という外面がなくなっても維持される関係を望んでたのに、他二人が外面に拘ったから、諦めに達したともみることができますね。こちらの方が適切かも。

今回の巻の解決編のやり方には詐欺で強引に乗り切るやり方や、たいしたことじゃないことや冷静に考えるとむちゃくちゃな手法を、主人公の熱意や大袈裟な表現でむりやり読者に論理が通っているように納得させちゃう手法が杉井光感を感じた。ラノベの悪いところというか、ラノベだもんなってところを確信犯的に利用してるようなそんな感じ

もうすこし時間があるときに読み込みたいなあ。まだまだ葉山君パート等理解し切れてないし、上手くまとめられない。大学時代に戻りたい・・・

『君はまるで理性の化け物だね』
「なんすか、それ。そんなんじゃないですよ」
『そっか。じゃあ、自意識の化け物だ』

しかし早く9巻を読みたいなあ。このラノ1位にもなったそうですし、合う合わないは間違いなくあるラノベだとは思いますが、クソ面白いので、気になった方は読むと良いと思います。

BUMP OF CHICKEN 2013 TOUR 「WILLPOLIS」@日本武道館 2013.10/28

上手く文章にできないことはわかっているけれど、この感想が書きとめたくて、前3件のライブの感想を書いたのだ!

僕にとって3度目になるBUMPライブでした。感想としては、最高だった。幸せだったに尽きる。

以前にも感想で書いたけど、BUMPのライブは、曲が心の奥の方までグワーッと入り込んできて、なんか泣いてしまう。今回も何故かはわからないけどリリィと新曲で泣いてしまった。感動するとはまた違うのかもしれないけど、とにかく何故か心に素直に響くのだ。

ダイヤモンド等の往年の曲達を聞いてただただ良い曲だなああと感心してしまった。
車輪の唄のアレンジがとても良くて、見たら気分が良くなるに決まっている昔から大好きな映画(僕にとっての耳をすませばとかラピュタとかね)を見てるみたいな気分にさせられた。(分かりにくい感想)
最近の曲もとても良かったよ。踊りたくなった。皆も聞いてくれよ。ライブではやらなかったけどほんとのほんとが好きです。

ザイロバンドという遠隔操作で光る照明器具を全員に無料配布したり、光る風船が登場したりとエンターテイメント性にもとても富んだライブでした。

しかしなんかいよいよ良い意味でロックバンドではなくなってきたというか、ラフメイカーみたいな存在になってきたというか、どこからか訪れて、笑顔を作って帰ってく音楽家達みたいなイメージの人達になってきたなあというようなことを感じました。

セトリ
01.Stage of the ground
02.firefly
03.虹を待つ人
04.アルエ
05.ゼロ
06.プラネタリウム
07.花の名 
08.ダイヤモンド
09.リリィ
10.新曲(多分Rayという曲名)
11.星の鳥
12.メーデー
13.カルマ
14.車輪の唄
15.天体観測
16.fire sign
encore
01.R.I.P.
02.ガラスのブルース

ライブ見たらなんというか、素直に誠実に生きようということを改めて決意させられました。不思議な4人組だよなあ。

チケットゆずってくださいって書かれた看板持ってる人とか、音漏れ聞いてる人とかがとても多くて、なんか3連続でツアーに当たった僕が申し訳ない感じしてきて、もっと頻繁にライブやってあげてくれ・・・と思いました。

P.S.BUMPの中で僕のテーマソングにするとしたら、何が似合うかと聞いたらHAPPYだと言われたのもあってHAPPYとても気に入ってるのでライブで聞きたいです。必ずまたライブに行くんだ!

モーモールルギャバンURBAN NIGHT! 騒ぎまSHouT!10月19日 東京 ZEPP TOKYO

先週これに行ってきました。
念願のモールル単独ライブ楽しかったです。
モールルは根は普通の中年男女が、なりふり構わず必死に自分の中身をぶちまけて変態性をだして、音楽やってるみたいな雰囲気が、愛おしくて好きです。
あと自分達をJPOPと言い切るところも好きです。JPOPに挑戦し続けてるのってかっこいいしそれこそロックだよね。

セトリ
01. MAD MADONNA
02. いつか君に殺されても
03. 細胞9
04. BeVeci Calopueno
05. Hello!! Mr.Coke-High
06. ATTENTION!
07. 琵琶湖とメガネと君
08. パンティー泥棒の唄
09. POP!烏龍ハイ!
10. Good Bye Thank You
11. それは悲しい唄のように
12. 821
13. 愛と平和の使者
14. 裸族
15. LoVe SHouT!
16. 野口、久津川で爆死
17. ユキちゃんの遺伝子
18. スシェンコ・トロブリスキー
19. サノバ・ビッチェ
20. サイケな恋人
encore1
21. 悲しみは地下鉄で
encore2
22. MY SHELLY
23. ユキちゃん

モールルの中で一番好きな曲なので、琵琶湖とメガネと君が聞けて良かったです。
欲を言えば、コンタクト聞きたかったけど・・・

広く踊り狂えたからラッキーと言えばラッキーなんだけど、後ろの方ガラガラだったのが残念だった。こんな良いバンドなんだから皆もっと聞けよ!

ASIAN KUNG-FU GENERATIONメジャーデビュー10周年記念ライブ 2日目

2日目はオールスター感謝祭と銘打たれて、昔からアジカンと仲良い人たちとのセッションとかやるライブだった。
基本編成はランドマークツアーの7人で、そこにホリエアツシとかナカヤマシンペイとか細美武士とか金澤ダイスケとかマット・シャープが数曲参加するというような形だった。

楽しかったが正直ホリエアツシ細美武士の参加は予定調和感ありすぎて、あまり感動はなかった。楽しそうで良かったね!キラーチューン楽しいなあという感じである。
金澤ダイスケ君とのコラボは最高だった。曲が良かったのもあるけど、僕この人のことなんか好きなのだ。あとキーボードを使った曲も好きなのだ。嘘とワンダーランド聞けたのも貴重だしね。
マットシャープとの演奏は凄い印象で、光景が脳に焼き付けられている。なんというか衝動的なライブだったのだ。
僕は洋楽は、歌詞がわからないこともあって入り込めないので、ちょこちょこ有名なバンドを聞く程度でウィーザーはグリーンアルバムしか聞いていないし、only in dreams聞いたことなかったんだけど、良い曲だなあと思いました。

しかし、セッションするならくるりの岸田とかとしてほしかったなあ。若いバンドの子ともしてほしい。それこそandymoriの小山田君とか(体調的に無理だけど)ceroの人(名前知らない)とかなんか繋がりありそうな感じのところで。ストレイテナーとか細美君とかナノムゲンとかでも見れそうでありがたみがない笑 あと僕はストレイテナーはまだしもELLEとかHIATUSまったく聞かないしな笑(ただ今回のライブでHIATUSは聞いてみようかなあと思ったよ)

セトリ
<第1部>
01. All right part2
02. アフターダーク
03. ブルートレイン
04. AとZ
05. 新世紀のラブソング
06. ナイトダイビング
07. ラストダンスは悲しみを乗せて
08. 1980
09. 無限グライダー
10. Killer Tune
11. Getting By
12. only in dreams
13. インソムニア
14. 遥か彼方
15. Loser
16. マーチングバンド
17. 踵で愛を打ち鳴らせ
18. 今を生きて
<第2部>
19. ひかり
20. 夜を越えて
21. 転がる岩、君に朝が降る
22. 嘘とワンダーランド
23. 迷子犬と雨のビート
24. 架空生物のブルース
25. さよならロストジェネレイション
26. センスレス
27. 惑星
28. 江ノ島エスカー
29. リライト
30. 君という花
<アンコール>
31. スローダウン
32. アネモネの咲く春に

2日間とても楽しかったです。またこういうお祭りイベントあったら参加したいな。アジカンの行く末を見守りたい笑

僕はスタジアムバンドという言葉がスターみたいでカッコいいから好きなので、ガンガン日本のバンドがスタジアムでライブをやってくれたら嬉しい。最近はBUMP、アジカンと僕の2大好きなバンドがスタジアムバンドになった(?表現としてあってるのだろうか)ので嬉しい

とにかく良いライブでした。アジカンのライブはいつみても凄く良いので、皆も一度は行くと良いと思います。

P.S. ライブでリライトとか合唱が起きて、音楽通?な人とかは演奏聞こえないとかで、怒る人もいますが、僕はみんなが歌える曲があるというのが素敵だなあと近年思ってるので、ライブで歌う行為擁護派です。まあ確かにずっと隣で歌われたら嫌だなとかそういう気持ちはわかるけどね。なんとなくそんなことをライブ中に考えました。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONメジャーデビュー10周年記念ライブ 1日目

今更な記事ではあるが、9月14日(土)、15日(日)に横浜スタジアムで行われたアジカンのライブに2日間行った。

非常に楽しいライブだった。
今回のライブは2部構成になっていて、途中トイレ休憩を挟んで3時間半~4時間あった。どうしようもないことではあるが、トイレは混みすぎてて女性は特に休憩時間内にまず入れない。こういうのをどうにかするアイディアがあればフェス等の満足度もかなり上がりそうだなあ。

1日目はファン感謝祭と銘打って、アジカンのメンバー4人だけの編成でHP上で行われたファン投票上位の曲をやった。アジカンのメンバー内での投票の曲順位も発表されていて面白かった。
ソラニンがファン投票一位なのは釈然としないというか、ファン投票の順位にかなり不満があるけれど、まあこういうのはミーハーというと聞こえが悪いけれど、そういう若いファンほど熱心に投票するだろうものなので、こういう最大公約数的な結果になりがちなのかもしれないな。

投票結果はこちらリクエストファン投票結果 | 10周年記念ライブ開催決定!! 横浜スタジアム 2days | ASIAN KUNG-FU GENERATION


セトリ
<第1部>
01. 未来の破片
02. エントランス
03. Hold me tight
04. 電波塔
05. アンダースタンド
06. 君の街まで
07. ブラックアウト
08. 夏の日、残像
09. 夜のコール
10. 夏蝉
11. 脈打つ生命
12. 十二進法の夕景
13. 未だ見ぬ明日に
14. 橙
15. ループ&ループ
16. リライト
17. 迷子犬と雨のビート
18. ワールド ワールド ワールド
19. 新しい世界
<第2部>
20. 絵画教室
21. それでは、また明日
22. 転がる岩、君に朝が降る
23. ムスタング
24. 羅針盤
25. 或る街の群青
26. 海岸通り
27. 君という花
28. Re:Re:
29. ソラニン
<アンコール>
30. ローリングストーン
31. 遥か彼方

僕的10曲を選ぶとするなら
海岸通り
極楽寺ハートブレイク
転がる岩、君に朝が降る
電波塔
夜のコール
双子葉
さよならロストジェネレーション
迷子犬と雨のビート

踵で愛を打ち鳴らせ

こんな感じです。順位はつけられないけど、マジックディスクの曲が上位なイメージではあります。
案外ころころ僕の中でも順位変わりますが・・・笑
バイシクルレースとか、アネモネの咲く春にとか、真冬のダンスとか、君の街までとか夕暮れの紅もこれらに並ぶぐらい好きだし。というより電波塔や極楽寺よりそれらの方が好きな気もする笑
あと、今やるなら入場者に配信されたスローダウンも相当上位に来ますね。

まあそんな感じです。長いので、2日目は記事分けます。

近況

最近見た映画や本、行ったライブの感想が結構たまってるけどなんとなくブログを書くほど力がない。

とにかく先ほど更新したように俺ガイルにハマりにハマっている。そのうちたまってるものの感想も書こうと思う。

p.s. なんとなくブログのタイトルを変えた

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)


なかなか好きなラジオのパーソナリティがやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。のアニメをべた褒めしてたので見てみた結果現在凄くハマっている。

どれくらいハマっているかというとアニメを見終わってすぐに原作を全巻買い、読破したのちまだ終わってない作品であるにも関わらず、ラピュタを見た後のような喪失感が拭えなくて俺ガイル二次創作を仕事中にサボタージュしてまで読む程ハマっている。現在この本に恋をしているような状態なのだ笑(キモい)

自意識とそこからくる他人とのコミュニケーションの取り方をこんなに分かり易く描いてる作品はなかなかないと思う。
23歳にもなって気持ち悪いなあと思いつつも、高校〜大学2年ぐらいまでの僕に似ている主人公になんとなく自分を投影して読んでしまう。
0か100みたいな誠実さを求めていた、或いはまだ求めている僕の考え方に触れ合うものがある。
優しさってなんだろうなってずっと考えてた高校時代の僕に触れ合うものがある。
この小説に出てくる子たちは皆、その子なりに優しさを追い続ける優しい子で(僕はそう感じる)、それが無性に心に響く。
だからこそ、主人公たちが佳い結末を迎えてほしいなと思います。
どういう風に作者が八幡の成長を描くのか、答えを出すのかが楽しみです。

ストーリーやキャラは当然良いのだけど、それだけじゃなく、パロディというかアニメ、2ch、漫画ネタをふんだんに盛り込んだギャグ的な文章も魅力の一つで、面白いし、現代のラノベ感を感じさせられる。

とらドラ的な雰囲気があるよね。高校生活、ラブコメ、内省的、コミュニケーションを只管書くみたいなところが似てるのかもしれない。

杉井光ラノベ作家で一番好きだったけど、これ一作だけで僕は渡航が一番好きなラノベ作家になってしまったというぐらい良いラノベだと思います。

とにかくオタク文化に偏見ない人は買って読んで欲しいなと思います。(今後の展開次第ではあるものの)本当に名作。

ここまでは全体の感想として、ここからは7巻まで(7.5巻6.50巻含む)を読んでの考察的な感想的なもの

7巻で多くの伏線というかモヤモヤが残されていると思うんだけど、まずそれを挙げると、
1・雪ノ下さんの上手く説明できなく〜あなたのやり方嫌いだわの意味
2・由比ヶ浜たそ〜の人の気持ち考えてよの意味
3・一番の大嘘吐きは俺だったの意味
大まかにはこの3つだと思います。

そのうえで僕なりの現状の答えとしては、
1が一番わからないし、今後の展開の肝になってくると思うのだけど、候補として、
a.雪ノ下さんが八幡を好きになった(しかし自分の気持ちに気付いていない)から
b.八幡を大切に思っているから、本人が傷つくやり方をとって欲しくない
というものが考えられたのだけど、今まで読んでて僕は、雪ノ下さんが八幡を好きだとは思えなかったのでb.の方なのかなあと思います。

ただ、6巻の終盤紅茶や天一の帰り道、の感じから八幡に対しての接し方や感情がなにか変ってきていることは確かなんでしょうね。
しかし、今までも自己犠牲的なやり方をとってきてるし、なんとなくしっくりこなくてこの問いは自分の中でも納得いっていない。

2に関して、候補として
a.由比ヶ浜たそ〜が八幡を好きだから嘘でも海老名嬢に告白をしてほしくなかった。
b.皆上手くいくけど、皆の中に八幡が入っていないような、自分を傷つけるような解決法を取らないでほしかった。
c.自分達を頼って欲しかった
という解が思い浮かんだのだけど、a.は一瞬本気かと思っちゃったみたいな文章からそこまで深刻なものではないように思う。なので、b・cについて言ってるんじゃないかなと思った。
つまり八幡のことを大事に思ってる人(由比ヶ浜、雪ノ下)がいて、関係性を築いてゆこうとしてる気持ちになぜ気付かないの?気付いてないフリをするのということを言いたいんじゃないかなと思いました。

3に関しては、自分の素直な気持ちに対する嘘なのかなあと思いました。
現状維持したいがために、相手の好意に気付いても気付かないフリをし続けているとか、自分の由比ヶ浜たそ〜への好意を気付かないフリをし続けているみたいなところへの嘘じゃないかなと思います。
八幡の雪ノ下さんへの気持ちは、読んでいる感じだと強い憧れ(ある種の理想)であって恋心ではないと思うし、八幡は憧れと恋心の区別がつく人間のように感じました。
由比ヶ浜たそ〜に対する気持ちは、他人に人気のある由比ヶ浜たそ〜へを見て一喜一憂したり、文化祭で距離を測りかねつつ自分を正当化するかのように半歩踏み込んでみたり、修学旅行での接触に対する反応だったり、今回は間違えたくないというセリフだったりから恋心を既に持っているように感じたのですがどうなんだろ。

読み切れない部分が多くて気になりまくりますが、とにかく良い本に出会えて幸せです。
次巻が出ないとどうにもならないもののついつい色々考えてしまうし、なんか感傷的な気分になってこんな痛々しい記事を書いてしまうぐらいにハマっておりますので、皆もタイトルで偏見を持たず手に取って読んでみてください。


p.s.このブログが言いたいことを上手く纏めてくれてました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hydrozerodr/11159118.html
私のブログの意味とは・・・