久々の更新
知らぬ間に2か月近く更新が滞っていた。
全開の更新以来映画を4本観た。シュガーラッシュ、ユージュアルサスペクツ、映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜、映画ドラえもん のび太の恐竜 2006だ。前記2本はまあそこまで面白いものではなく、後記2本はとても良かった。
最近は映画も漫画も音楽もたいして僕の心を躍らせてくれない。理由はわかっている。僕が日々に摩耗しているからだ。
仕事を初めて今日で1年が経ち、僕は社畜2年目に突入した。営業として担当を持つようになった。僕が担当を引き継いだつかえないおっさんは引き継ぎ書を作ることなく定年を迎え、僕はおっさんが残していった残務と不安に押しつぶされる日々を送っている。
僕の会社には教育制度というものがそもそも存在しないから、僕は営業のスタイルというものも全くわからない。そんな中、会社の残業も増えて、19時までは毎日働いているようになってきた。お弁当作りが楽しみではなく作業に変わり、昼休憩はお弁当を流し込む時間しかなくなった。そのことそのものが辛いのではなく、それらを当然として、受け入れているこの会社への不信感が募る。
そのような状況からか、帰宅して文化に触れることを楽しむ余裕は心にはなく、ただ、ただ家事と少しばかりの勉強をして日々を暮すようになってしまった。
日々に疲れ、理不尽さを押し付けられる毎日となってしまった今、僕は週末彼女に会うことだけを希望に生きている。
言っているだけでは何も変わらないけど、あえて言おう。この社会は何かおかしいと思う。
今月は俺ガイル9巻が出る。それはまだ僕の心を躍らせてくれる。楽しみに生きよう。
最近見た映画
ダージリン急行以降4本見たのでまとめて感想を。
週2本映画、1冊小説のノルマを課して生活しているのですが、そのためブログ少し書かないとどんどん溜まっていってしまってなかなか一本ごとに映画の感想を書けない・・・
ミッドナイトインパリ
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1920年代のパリが好きな小説家志望が、深夜だけ1920年代のパリにタイムスリップしちゃう話です。
ウディアレンの映画初めて見たのですがとても面白いですね。ただ、1920年代の文化にそこまで詳しくないので、楽しみ切るには教養が足りないなあと思いました。村上春樹好きとしてはフィッツジェラルドは読んでみたいのですが・・・
とりあえずダリがクソ面白いです。
さらさら見られるので、疲れた日なんかに見ると良いかもしれません。
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桐島君が部活をやめるという事件によって揺れ動く高校生のカーストを描いた群像劇です。
面白かったです。高校生の割には、他人に振り回され過ぎな気はするけど。神木君の役の子の将来を見てみたい。
神木君演技上手いなあ。
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高良健吾君の演技がとても上手くて面白さを引き出してると思います。
横道世之介の大学時代をただ描いただけと言えばだけというような映画なのですが、なんとなく心が温かくなるような、ほんの少し寂しくなる様な話です。
電車の事故は、現実にあった事故をベースにしてるそうで、フィクションだし死んだ人は横道世之介ではないけれど、それでも、死者の生と死に意味というか祝福というかを与えたと取ることもできて、個人的にそう思うことで、よりこの物語を好きになれました。原作も読みたいな。
EDの今を生きては2013年個人的ベストトラックだし最高です。
アーティスト
アーティスト コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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ベタと言えばベタな話なのかもしれないし、演出なのかもしれませんが、無声映画を今の時代に作ることも評価するべきだし、ベタだとしてもとても演出も上手くて、誰が見ても面白い映画になってると思います。
タップダンスへの憧れが募る・・・
以上4本でした。
今月はあと2~3本は見たいと考えてます。
今のところの今年読んだ本
小説について何も更新してなかったみたいなので、まとめて最近読んだ本の感想を
カソウスキの行方
- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/17
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- 作者: 津村 記久子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
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- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/15
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- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: 単行本
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津村記久子さんの本をまとめ読みしたので、まずそれらの感想を。
君は永遠にそいつらより若いを大学の頃読んで、すごく好きとは思わなかったけど、この人の本をもっと読んでみたいなあと思っていたのですが、丁度ブコフで100円とかで売ってて買ったのでまとめて読みました。
津村さんの小説の主人公に共通する点は成長する点にあるんだと思います。
決して器用に生きられているわけではない、ある種繊細でさえいる主人公が、自分の周りの社会に触れながら、どう上手く折り合いをつけて生きていくのかということを学んで、少しずつ、確実に、成長していく。社会の理不尽さであったり、他人の心に触れて、擦れていくのでも慣れていくのでもなく、自分を保ちつつ成長していく。 そんな共通点があるように思いました。
僕はポトスライムの舟が一番好きです。この人の文章は1人称視点なのに客体で書かれるみたいな感じで独特ですが、読みやすい上、どれも良い本なのでお勧めです。
四畳半王国見聞録
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/06/26
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いつもの森見のような話なんですが、今回の真新しい点と言うと群像劇的な手法が押し出されてる点でしょうか。
社会人になってから読むと楽天的でいることが難しいせいで森見を楽しみ切れない・・・
- 作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/05/01
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次が気になって一気に読めちゃうタイプの本です。
アゴタクリストフの出自から、第二次大戦下のヨーロッパが下敷きになっているのですが、戦争小説というわけではないです。当時を下敷きにしたエンターテイメント小説であり、寓話です。
色んな読み方が出来るんだろうと思いますが、単純に話が面白いので、特に難しく考えないでも楽しめると思います。続きも早く読みたいのですが、続きなかなか安く売ってないし最寄りの図書館にないのだよな・・・
計6冊読みました。小説読むの楽しいけど、だんだん頁数の多い小説読むのが億劫になってきてるなあと思いました。
ダージリン急行
タの映画はダージリン急行です。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2012/12/19
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独特なテンションの映画でした。
特に起伏のあるストーリーではないし、説明されない部分も多いので、面白くない人にはとことん面白くなさそうですが、映画を通して独特の雰囲気があるので見て損はない映画だと思います。監督のウェスアンダーソンさんの別の映画も見てみたいなと思ました。
また、音楽がなかなか良い映画だったように思います。EDのオーシャンゼリゼが特に良かったです。
ただ、唐突に子供が死ぬシーンはなんでもなく悲しい気持ちになったのでやめていただきたかったです。
エイドリアンブロディの顔、小学校の頃そこそこ仲良かった同級生に似ててなんとなく好きです笑
観た映画
今年入って観た映画の感想を。
個別に記事作ろうと思ってたんですが、そんなに書くことのない奴もあるので、一つの記事にまとめます。
キヤノンボール、ピンポン、ソラニン、少年メリケンサック、戦場のピアニスト、色即ぜねれいしょんを観ました。
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- 発売日: 2010/12/17
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昔の映画ってなんで外人さんはノーブラがデフォみたいな感じなんですかね。
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/04/19
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まあつまらなくはなかったです。漫画的な性格だとか特徴のキャラばかりが出てくるので、アニメの方が自然に作れるんじゃないかなあ。期待しています。
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- 発売日: 2010/09/03
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実写だからか、メッセージ性よりも日常の方にスポットが良く当たってるように感じられたし、宮崎あおいちゃんがとてつもなくかわいく感じられて良かったです。
まあそれでもやっぱり、メッセージ的な部分は納得できないし、種田君が得に失うものもないのに悩んでる意味もわからないし、死ぬ展開の意味も良くわからないなーと思いました。
だらっ続く幸せを守るために精一杯みんなで頑張ればいいじゃんと僕は思うので、種田君が死ななくて、みんなで幸せに向かって一歩歩き始めました終りというありきたりな物語ならもっと素晴らしいのにって思います。
しかし本当に宮崎あおいちゃんが見るものを恋に落とすかのような神懸かり的可愛さ魅せてくるので、それだけでも見る価値があると思います。
あとデートでボート漕いでみたいなーと思ました。
そのつもりで見たわけではないけどアイウエオ企画のそにします。
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少年メリケンサックのメンバーの行動が(下品的な意味で)汚すぎて、見てるとちょっと気分悪くなるのと、おっさんたちがパンクロックで再起するっていうありきたりなストーリーにしては話が長すぎて、兄弟の確執とかのパートいらねえよ・・・ってなりました。宮崎あおいちゃんも役が悪いせいで、あまり可愛さを発揮できてなかったです。残念・・・
これもそのつもりで見たわけではないけどアイウエオ企画のしということにします。
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第二次大戦下のユダヤ人ピアニストの半生を描いた映画です。実際にあった出来事をベースにしてる映画だということです。
僕は理想主義的というか平和主義的な人間なので、映画ですら暴力描写を見るのが苦手だし、人が殺されるシーンとかでは目を瞑るタイプなので、この映画を見るのはなかなか辛かったです。
この映画、原題はThe Pianistなんだけど、邦題の戦場のピアニストというのを意識してみてしまうと全く別物に見えてしまう気もする。あくまでピアニストの映画であって、本来戦争映画ではないと思うんだけど、戦場のピアニストという邦題に引きづられちゃうと、戦争映画、反戦映画的な側面が目立ちすぎてしまうような。
単純な人間なので、本当に戦争なんてなくなればいいのにみたいなことを思いました。でも、グローバリズムだとか、超高度資本主義社会だとかスピードに身を任せる社会が戦争や紛争を作っているのだとするなら、僕らもその一翼を担ってしまっているのだろうというようなことを思いました。どうすることもできはしないけど、様々なことの違和感について考えを止めないことが、そういった社会の流れへのほんの小さなストッパーにはなるんじゃないかななんて理想主義的なことをまた思居ました。
終盤のピアノを弾くシーンがこの映画の全て
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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青春の性欲だとか、モヤモヤとしたウェットな気持ちだとか、それらの昇華を通しての少しの成長だとかを描いた、邦画らしい感じの映画でした。
特にとても面白いわけでもないし、良い映画だとも思わないけど、まあつまらなくもないです。
ちなみに今は知りませんが、この映画撮影当時は黒猫チェルシーのボーカルは本当に童貞だったそうです笑
1月は6本の映画を見るというまずまずなスタートを切れたので、2月も同じぐらい映画を見れると良いなと思います。2月は洋画寄りの月にしよう。
去年の振り返りと今年の目標
2014年が始まってからすでに21日が終わろうとしているけれど、去年の振り返りと今年の目標を書いてないので書いとこうと思う。
去年の小説36冊、漫画136冊、映画60本ぐらいを見たらしい。映画にはドラマも含まれてしまってるので、多分実際には50本ぐらい。
映画は自分にしてはかなり見たというか、人生で今まで見た映画の本数50もなかったと思うので、ものすごい観たなあと思うのだけど、小説読まな過ぎなので、今年は、週1冊は必ず読むようにしたいです。
漫画はお金がかかりすぎて、なかなかたくさん読めないので、レンタル漫画やってるツタヤが家の近くに欲しい・・・
あとは今年は、もうちょい旬のものを見たり読んだりしていきたいなと思います。いつも波が終わったあとに一人で盛り上がるマンなので・・・
とりあえず、漫画、映画に関しては2014年は2013年より多く見ること読むことと、小説は週1冊読むことを目標とします。
あとは、エレキギター教室みたいなのとかに行きたいなと思ってます。
P.S. 去年の最後の記事の後に、ものすごくうるさくて、ありえないほど近いとリンダリンダリンダとザ マジックアワーを見ました。
ものすごく〜はとても良い映画でした。僕に息子や娘が産まれたとしたら、子供を子供ではなく、一人の人間として接することのできる親になれたらなあと思いました。タイトルは何を指すんでしょうか。ママの愛情でしょうか、それとも、この子を取り巻く世界でしょうか。
リンダリンダリンダは悪くはないぐらいの奴でした。青春物を作れって言われて作ったとするなら最大公約数的秀作みたいな印象でした。
ザ マジックアワーはとても面白かったです。佐藤浩市の演技のくどさが面白くてかなり笑いました。以上です
近況
最近は特に何をしているというわけでもなくボーっとしていることが多いです。
あっ、艦これ始めました。鈴谷ちゃんが僕の相棒です。
最近読んだ漫画
コナン(81)、ジゼルアラン(2)、イエスタデイをうたって全巻、まほろみ(1)、君は淫らな僕の女王、僕の小規模な生活(4)、生活、ピコピコ少年、ピコピコ少年ターボ、焔の眼(1)、ナナマルサンバツ(1〜5)、QED(46)、CMB(24)、絶園のテンペスト(10)、ワンピース(72)、不死身ラヴァ―ズ(1)、史上最強の弟子ケンイチ(54)
マガジンを驚くほど読んでいないな・・・本誌では我妻さん読んでます。最高におもろい。
最近読んだ小説
昨日まで不思議の校舎、サマーバケーションEP
小説を全然読んでいません。今年は読書しなかったなあ。昨日まで不思議の校舎を読んだ結果、僕に関わった人が僕の見える範囲で何者かに次々と殺されて、僕がどんどん追い詰められていくという悪夢を見たので、ひとり暮らしが少し怖くなりました。多分小説に登場したサイコ教師のせいだと思います。
最近見た映画
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 完全版、フィッシュストーリー、アヒルと鴨のコインロッカー、ナイトメアービフォアクリスマス、素敵な金縛り、あらしの夜に
素敵な金縛り面白かったです。有頂天ホテルより面白いと思いました。
毎年言ってる気もするけど、来年はもう少し読書したいなあ。